マラドーナ氏に謎の遺産…ドバイに〝開かずの金庫〟が!

マラドーナ氏の遺産算定作業は難航している(ロイター)

昨年11月に急逝したサッカー元アルゼンチン代表FWの〝英雄〟ディエゴ・マラドーナ氏(享年60)の遺産相続を巡って、謎の〝ドバイ金庫〟が注目を集めている。

マラドーナ氏の遺産は世界中に散らばっているため算定作業が難航しているが、スペインメディア「クアトロ」が「ドバイに残した謎に包まれた2つの金庫の中身は?」と題して特集を組んだ。

「マラドーナの死後の相続と資産の分配については引き続き議論されている。裁判所は彼が世界中に残したすべての資産を集めようとしている。資産はブエノスアイレスに送られ、分配される相続が計算される」と現状はまだ資産を全容解明を進めている状況。その中で「裁判所の注意を引く2つの金庫がドバイで見つかった。彼らはそれを開けることができず、いまだその中の所持品の価値が不明だ」と謎の金庫が脚光を浴びているのだ。

マラドーナ氏は2018年にアラブ首長国連邦(UAE)でフジャイラの監督に就任し、王族などのパトロンから多くの金品が贈答されたとみられている。

「ディルハム(UAEの通貨単位)、時計、ドル、または何もない場合もあるが、マラドーナはこのタイプの貸金庫に宝石や価値の高い物を保管する習慣があったので、金庫には良い「宝物」が収められているだろう」と同メディアは指摘。

英雄が残した〝開かずの金庫〟にどんなお宝が眠っているのか注目が集まる。

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