きょう27日(水)は、東日本や北日本で、雨や雪の朝となっている。雨や雪は朝のうちに止む所が多いが、関東南部の沿岸部や北海道では昼頃まで続き、雷を伴い強く降る所もありそうだ。一方、西日本から晴れのエリアが広がり、昼間は、全国的に早春の陽気となる見込み。ただ、北風が強まって、日が暮れた後は気温が下がるので、外出する際は服装選びに気を付けてほしい。
関東南部の沿岸部や北海道は昼頃まで雨や雪の降り方に注意
本州付近を前線を伴った低気圧が通過中で、西日本の雨はすでに止んでいるが、東日本や北日本では、朝まで雨、北海道では雪の降る所もある見込み。
日中は西日本から晴れ間が広がってくるが、東京など関東南部の沿岸部では昼頃まで雨が残り、雷を伴ったり、千葉では局地的に激しく降る所がありそうだ。
また、北海道は昼頃まで雪が降りやすく、午前中は雪や吹雪による交通障害に注意が必要になる。
昼間は早春の陽気 服装選びに気を付けて
今朝は、全国的に冷え込みが緩み、北海道や本州山沿いの一部を除いて、＋(プラス)の気温となっている。昼間も、関東から西で最高気温が15℃前後まで上がって、全国的に平年を大きく上回り、3月中旬頃の陽気になる所が多い見込み。
厚手のコートが邪魔になる所もあるが、全国的に次第に北寄りの風に変わり、強く吹く所もあるため、朝よりも夜の方が、気温がぐっと下がりそうだ。
＜27日の予想最高気温(前日差)＞
札幌 7℃(＋6℃) 3月下旬
仙台 12℃(＋3℃) 4月上旬
新潟 9℃(±0℃) 3月中旬
東京 14℃(＋3℃) 3月中旬
名古屋 16℃(＋1℃) 3月下旬
大阪 14℃(ー5℃) 3月中旬
福岡 14℃(±0℃) 3月中旬
那覇 21℃(ー2℃) 3月上旬
週末は冬の嵐 気温の変化にも注意
あす28日(木)以降、低気圧が発達しながら日本海側に近づき、あさって29日(金)と30日(土)は冬型の気圧配置が強まって、上空には強い寒気が流れ込みそうだ。このため、日本海側を中心に荒れた天気となり、29日と30日は北日本や東日本の日本海側で大雪のおそれがある。また、全国的に週末にかけて、厳しい寒さが戻る見込みで、今後の情報に注意が必要だ。
（気象予報士・海老原美代子）
