チェルシー解任のランパード前監督〝罰金額リスト〟流出 規律の厳しさ鮮明に

ランパード前監督

イングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーから解任されたフランク・ランパード前監督(42)が定めていた〝罰金額リスト〟が明らかになった。

ランパード前監督は厳しい規律を求めて一部の選手と衝突したことが解任の要因の一つと指摘されているが、英紙「ミラー」は「彼の最初のシーズン中に、印刷され額入りで掲げられた罰金リストの写真がオンラインでリークされた。一番下にフランク・ランパードの署名もある」と伝え、違反行為があった選手に対して昨季、科していた罰金額のリストを報じた。

そのリストでは、最も高額な罰金となるのが遅刻。開始時間に間に合わなかった場合は2万ポンド(約285万円)、チームミーティングへの遅刻は1分につき500ポンド(約7万1000円)の罰金。他にはチームでの食事やミーティング中に携帯電話の電源を切り忘れて着信音などが鳴った場合は1000ポンド(約14万2000円)、傷病による欠席時に練習開始の1時間半前までに連絡がなかった場合は1万ポンド(約142万円)などと多岐にわたって規定されている。支払いは14日以内となっており、期限を過ぎた場合は罰金額が倍になるという。

こうした内規はどのチームにもあるが、罰金額としては高額でランパードの厳格な姿勢が浮き彫りになった。

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