ドイツ1部ボルシアMGのスイス代表FWブリール・エンボロ(23)が、新型コロナ禍で禁止されているパーティーに参加したため20万ユーロ(約2500万円)の罰金を科されることになりそうだ。
ドイツ紙「ビルト」は「スイス人選手はパーティーの外出で20万ユーロの罰金を支払わなければならない」と報じた。
エンボロは17日の夜にエッセン州で開催されたパーティーに参加。これは新型コロナ禍の外出禁止令に伴い閉店しているはずの飲食店で開かれた隠密の違法パーティーで、警察が捜査に入った。その際にエンボロは逃走し、屋根をつたって付近の住宅に侵入して隠れていたが、あえなく拘束された。
警察の事情聴取に本人はパーティーへの参加を否定しているが、有罪となる可能性が高く、クラブのマックス・エベールSD(47)も「彼の不注意かつ間違った行動で、国民すべてに適用されている規則に違反し、ブンデスリーガのコンプライアンスに違反した」と処分は避けられない見通しを語った。
元日本代表MF本田圭佑(34)らサッカー選手によるパーティー開催が批判を浴びる中、若手の俊英ストライカーも高い代償を払うことになりそうだ。