「楽しみです」阪神新加入の山本 恩師・川相一軍キャンプ臨時コーチと〝再会〟心待ち

阪神・山本

今季から阪神に加入した山本泰寛内野手(27=前巨人)が27日、恩師・川相昌弘氏(56)への思いを語るとともに、新天地での飛躍を誓った。

1月から熊本などで自主トレを行ってきた背番号0は、巨人時代に当時二軍監督だった川相氏に師事。「入団3年目の時から川相さんが(三軍監督から)二軍監督になられて、いろいろ教えていただけました。野球の繊細な部分など、細かいことは厳しく指導していただきました」と振り返る。

川相氏は今春の一軍キャンプで阪神の臨時コーチとして指導に当たることに。山本も「状況に応じての打撃、考え方は超一流の方。また改めていろいろ教えていただければ。楽しみです」と恩師との再会を心待ちにする。

遊撃の定位置争いは木浪、小幡、ドラフト6位ルーキーの中野拓夢内野手(24=三菱自動車岡崎)らがしのぎを削るチーム最激戦区。もう一人の遊撃候補・北條も今オフは母校・八戸学院光星の先輩にあたる坂本勇人内野手(32=巨人)と自主トレを共にし、大きな手応えをつかんだようだ。

虎にとって永遠のライバルである「Gの遺伝子」が、どのような化学変化を阪神の遊撃争いにもたらすのか注目だ。

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