明暗が分かれたベルギーの日本勢 ゲンク・伊東純也は今季7点目

伊東純也

ベルギー1部でプレーする日本勢の明暗が分かれた。

ゲンクの日本代表MF伊東純也(27)は27日(日本時間28日)に行われたホームのワーレゲム戦に先発し、2試合連続ゴールを決めて3―2の勝利に貢献した。

2―0で迎えた後半22分、味方のシュートがポストに当たり、伊東がこぼれ球に詰めてリードを広げた。その後、相手の猛攻を受けて2失点したが、何とか逃げ切って5試合ぶりの勝利。後半40分までプレーした伊東はこれで今季7点目となった。公式記録ではないが、ここまでアシストも8つあり、チームの攻撃には欠かせない存在となっている。

一方、日本勢5選手が在籍するシントトロイデンは敵地でヘントに1―1で引き分け。今季絶好調のFW鈴木優磨(24)と日本代表GKシュミット・ダニエル(28)が先発したが、鈴木は不発で後半35分にベンチに退いた。シュミットは1点リードの後半アディショナルタイムに痛恨の失点。ゴール前の混戦から打たれたシュートに反応したが、手ではじききれずにゴールラインを割られた。

ベールスホットのFW鈴木武蔵(26)は0―0で引き分けたホームのコルトレイク戦でベンチ外。シャルルロワのMF森岡亮太(29)は1―1で引き分けたホームのルーベン戦にフル出場したが、得点には絡めなかった。

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