【東京五輪】2月に異例の4者会談開催 周囲は「重大決定あるのか?」とザワつく

左からバッハ会長、森会長、橋本聖子五輪相、小池都知事

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は28日、新型コロナウイルス禍で開催が危ぶまれる今夏の東京五輪に向け、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)とテレビ電話会議を行った。

その後、記者団の囲み取材に応じた森会長は、2月にバッハ会長、森会長、橋本聖子五輪相(56)、東京都の小池百合子知事(68)による4者会談を開く方針を明かした。具体的な時期については「2月のしかるべき時」と言うにとどめ、これから日程調整を詰めていくという。

この会談はバッハ会長からの提案で、関係者によると「この4者の組み合わせによるトップ会談は異例」といい、記者からは「何か大事なことが決定される可能性があるのか?」との質問が飛んだ。森会長は「お互いにここまでやってきたことを確認し合って、これから何をやるかということを相談する」と説明した上で「次のステップに進み、次へ飛躍するというふうに考えたらいいんじゃないでしょうか」と話した。

世界中でコロナ禍の状況が刻一刻と変化していることを受け、緊密に連携を取っていく狙いとみられる。

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