【静岡の難読地名】船明、五十海、大嵐・・・いくつ読めますか?

日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は静岡県の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

駿東

写真提供:静岡県観光協会

「すんとう」

かつて駿河国(するがのくに)と呼ばれていた静岡県。その名の一部を引き継いだ駿東郡は清水町、長泉町、小山町の3つの町を有します。清水町の柿田川公園には湧き水が出るブルーの「湧き間」と呼ばれるスポットがあり、縁結びのおみくじ「水みくじ」でも知られています。

五十海

写真提供:静岡県観光協会

「いかるみ」

五十海がある藤枝市には、朝からラーメンを食べる「朝ラー」という珍しい習慣があります。お茶の産地である同市では早朝に仕事を終える業者が多く、腹ごしらえのために朝からラーメン店に集まったのだそう。それをきっかけに早朝にオープンするラーメン店が増え、今ではすっかり「朝ラー」が地域の習慣として根付いたのだとか。

富戸

写真提供:静岡県観光協会

「ふと」

伊東市にあるエリアで、城ケ崎海岸の断崖絶壁から見える景色は息をのむ美しさです。城ケ崎には長さ48メートル、高さ23メートルの海にかかる吊り橋「門脇吊り橋」があり、絶景とスリルの両方が楽しめます。

相良

写真提供:静岡県観光協会

「さがら」

牧之原市に位置し、富士山を臨む「さがらサンビーチ」があります。白い砂浜と青い海に雄大な富士が映え、海水浴シーズン中は多くの人で賑わいます。シーズンオフの期間も写真スポットとして人気ですよ。

蒲原

写真提供:静岡県観光協会

「かんばら」

静岡県の特産品、桜えびの干し場があるエリアです。春と秋の2期に、駿河湾で獲れた桜えびが富士川河川敷に天日干しされます。桜えびのピンク色のじゅうたんと富士山がそびえる風景は蒲原の風物詩となっています。

船明

写真提供:静岡県観光協会

「ふなぎら」

浜松市天竜区船明は、その昔、川が氾濫して「暴れ天竜」と恐れられた天竜川に面しています。船明から下流の天竜川中瀬緑地では、毎年6月に「遠州はまきた飛竜まつり」が行われ、水の神である竜神をかたどった約60メートルもの巨大な竜が夜空を舞い、盛大な花火が打ち上げられます。

大嵐

View this post on Instagram

A post shared by 豊根村観光協会 (@toyone_tourist_association)

「おおぞれ」

浜松市天竜区水窪町奥領家にあるJR飯田線の駅の名前。トンネルに挟まれたところにある秘境駅で、中部の駅百選に選定されています。愛知県豊根村富山地区の玄関口でもあります。

© 株式会社オンエア