オリヴィア・コールマンが認知症の父を介護する娘役 アンソニー・ホプキンス絶賛 「ファーザー」場面写真

アンソニー・ホプキンスが認知症の父親を演じる映画「ファーザー」(5月劇場公開)から、父を介護する娘を演じるオリヴィア・コールマンの場面写真が公開された。

公開された場面写真は、微笑んだ表情で最愛の父を見守る1枚。アンソニー・ホプキンスが「すばらしいの一言に尽きる」と絶賛するコールマンの演技の一端が見られる。

オリヴィア・コールマンは、Netflixドラマ「ザ・クラウン」でエリザベス女王2世を演じ、「女王陛下のお気に入り」で18世紀イギリスの君主アン女王を、体重を15キロ増量するなど徹底した役作りで演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞したイギリス出身の女優。本作でも高い評価を得ている。

「ファーザー」は、歳を重ねることによって誰もが経験する喪失と親子の愛を、記憶や時間が混迷していく父の視点で描いた作品。フランス演劇界最高位のモリエール賞で脚本賞を受賞した、フランス人の劇作家フロリアン・ゼレールの舞台を原作としている。原作舞台は、パリ、ロンドン、ニューヨークなど世界30カ国以上で上演され、日本でも2019年に橋爪功、若村麻由美によって上演された。映画化にあたっては、ゼレール自身が長編初監督作としてメガホンを取っている。

ファーザー
2021年5月、TOHOシネマズ シャンテ他 全国ロードショー
配給:ショウゲート
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