MF本田圭佑がボタフォゴ正式退団 「名誉も献身性もない日本人だった」サポーターの怒り再燃

MF本田圭佑

元日本代表MF本田圭佑(34)のブラジル1部ボタフォゴ退団が29日付けで正式に承認された。

ブラジルメディア「フォガオネット」によると、本田はすでに昨年末に退団を発表してクラブ側も合意していたが、残っていた書類上の手続きが進められていた。29日に手続きが完了し、ブラジルサッカー連盟から退団選手として発表された。

昨年末に新型コロナ禍で送別会を開催して猛批判を浴びた本田が、この発表を受けてファンやサポーターからは非難の声が再燃。同メディアの正式退団報道に対して「ボタフォゴの歴史の中で最悪の移籍の一つだった。名誉も献身性もない日本人だった」「残念ながら何も機能しなかった。クールだったのは空港のレセプションだけだ」などとファンやサポーターからの辛らつな言葉が次々と投稿された。

本田はオファーを受けているポルトガル1部ポルティモネンセの施設で練習を行っている。26日には自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「本田圭佑『NowVoice』」で「他のクラブも継続してアプローチしている。もう少し粘りたい。僕はフリーなのでウインドー期間に縛られず移籍ができる。最悪は1月を越えてもちゃんと選びたい」と新天地を模索しているが、ブラジルの名門との間には大きな禍根を残してしまったようだ。

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