メッシに巨額〝ボーナス〟も発覚! バルサに対する忠誠報奨金として83億円支給 

メッシ(ロイター)

スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の契約内容について報じた同国紙「エルムンド」は1日、第2弾としてメッシに対する巨額〝ボーナス〟の存在について伝えている。

同紙は1月31日付の1面でメッシがバルセロナから2017年7月からの4年総額で年俸5億5523万7619ユーロ(約705億円)を受け取る契約だったと報道。契約書の流出や情報漏えいを含め、世界で大きな反響を巻き起こしている中、1日付の紙面で「物議を巻き起こす契約条項」と見出しで、バルセロナに対する忠誠の報奨金として総額6600万ユーロ(約83億2000万円)が支払われるという。

この「忠誠条項」の報奨金は2回の分割となっており、メッシは3月31日に2700万ユーロ(約34億円)、さらに6月30日までに3900万ユーロ(約49億1000万円)を受け取る。しかも、6月30日にバルセロナと契約満了となるメッシが、契約延長に応じず、他クラブに移籍した場合でも有効な契約のため、支払いは不可避とも伝えた。

約1400億を超える負債が明らかになり、クラブ倒産の危機が浮上しているバルセロナでエースの異常な高額年俸と報奨金の存在が〝暴露〟され、ピッチ内外で、さらなる波紋が広がるのは間違いなさそうだ。

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