中日・平田が周平&京田らの〝相談役〟就任 与田監督「うまくサポートしてほしい」

久しぶりにキャンプ一軍スタートの中日・平田

中日の与田剛監督(55)が1日、4年ぶりに一軍キャンプでスタートさせた平田良介外野手(32)を「相談役」に指名した。

昨季は右ヒジや下肢のコンディショニング不良もあり、55試合で打率2割3分5厘と不本意な成績に終わった平田。復活にかける一軍メンバーでは最年長となる元キャプテンに対し、指揮官は「本人も悔しい気持ちがあっただろうし、レギュラー取りへ期するものもある。ポジションを奪い取ってほしい。どんどん前に出てきてもらいたい」とし、ミーティングで「相談役」に抜てきしたことを明かした。

その上で「チームを引っ張ってもらいたいと思っている。周りに厳しくも言える先輩としてもね。(現キャプテンの高橋)周平や(選手会長の)京田をうまくサポートしてほしい」と説明した。

平田も「まずは選手として自分のことをしっかりやりたいと思いますが、監督、コーチとは違う選手同士として、気づいたことはアドバイスしていきたい。これから試合が始まったときなど、1日をモヤモヤした気持ちで終わることのないようにアドバイスしていきたい」と決意を語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社