中日・福留〝ベテラン特権〟自ら放棄! 初日6発フル発進で竜復帰戦は…

14年ぶりに中日のユニホームを着てロングティーを行う福留

14年ぶりに古巣中日に復帰した福留孝介外野手(43)が1日、二軍の沖縄・読谷でのキャンプ初日に柵越えを連発し、存在感を発揮した。

球界最年長でメニューを一部はぶくなど〝特権〟を与えられていたが、若手と同じメニューを全て消化。プロ23年目のキャンプをスタートさせ「ユニホーム自体は毎年着ているけど、ドラゴンズに入ったとき、1年目に着たときの感覚とは違った。あの時は右も左もわからない状態でユニホームを着たけど、この年になってユニホームを着て、少し落ち着いてできた感じ。ワクワクして今日を迎えられて、楽しく練習ができた」と笑顔を見せる。

フリー打撃で39スイング中、計6本の柵越えを放った。「まずはしっかりと土台を作ることを意識してやっていって、下(半身)ができていく中で、生きた投手の球とかを入れていくことになる」と疲れた様子は全く見せなかった。

仁村二軍監督は「初日にしてはいい。順調に来ている」と問題なしを強調。「読谷で最初に行う試合で打席に立てるように準備してほしい」と、このまま順調に行けば実戦デビューは17日の練習試合・沖縄電力戦(読谷)となりそうだ。

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