銀座クラブ問題 松本、遠山両氏は「信頼取り戻す活動を」 地元神奈川の黒岩知事

定例会見を行う黒岩祐治知事=神奈川県庁

 自民党の松本純氏(衆院神奈川1区)と公明党の遠山清彦氏(比例九州)が緊急事態宣言中の深夜に東京・銀座のクラブを訪れていた問題を巡り、黒岩祐治知事は1日の定例会見で、「本人は大変責任を感じているとおっしゃっている。今後の政治活動の中で失われた信頼を取り戻していただけるような活動を期待したい」と述べた。

 一方、政府が緊急事態宣言の延長に向けた調整に入ったとの報道については、「新規感染者数は減少し、宣言の効果は出ているが、直近では依然として1日400人弱。高いレベルで推移し、下げ止まっている。宣言を延長するかどうかは、こうした状況を見ながら国が適切に判断されると思う」と語った。

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