デザイン性が優れた県産品を選ぶ「長崎デザインアワード2020」の受賞作品が1日から、オンラインストア「エンニチ」で紹介され、購入できるようになった。受賞企業と九州内のバイヤーとのオンライン商談会も1月に開催。販路拡大につなげる。
同アワードは県産業デザインネットワーク主催、県共催。これまで販路拡大は受賞企業の自助努力に委ねていたが、10年目の今回は支援策を強化し、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)傘下のiBankマーケティング(同市)に委託した。
同社運営のエンニチに「選び抜かれた長崎の逸品」として特集企画を掲載。壱岐の蔵酒造(壱岐市)と五島列島酒造(五島市)がコラボし、大賞に選ばれた麦焼酎「1.5 ONE FIVE 30°」をはじめ、受賞した16商品のうち10商品が紹介されている。
オンライン商談会は、受賞企業11社と福岡県の商業施設などバイヤー6社が参加。iBank社は受賞作品の紙カタログを作成し、マネーアプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」やインスタグラムでも発信する。
長崎デザインアワード 受賞作品、オンライン販売 FFG系サイト「エンニチ」
- Published
- 2021/02/02 15:00 (JST)
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