長崎県内各地に大雪 五島、積雪6センチ 8日冬一番の寒さ

大雪に見舞われた五島市内。歩いて通勤する人の姿が多く見られた=8日午前8時29分、五島市池田町の福江城跡

 この冬一番の強い寒気が上空に流れ込んだ影響で長崎県内は8日、各地で雪に見舞われ、五島市三井楽で6センチの積雪(速報値)を観測。交通機関も大きく乱れた。長崎地方気象台は同日夕、南部、北部、五島に大雪警報を発表。9日にかけて一段と強い寒気が流れ込み、10日午前中にかけて断続的に雪が降る恐れがあるとして、引き続き警戒を呼び掛けている。

 8日は県内各地でこの冬一番の寒さとなった。各地の最低気温(午後5時現在)は雲仙岳マイナス7.3度、対馬市鰐浦マイナス7.1度、壱岐市芦辺マイナス4.8度、長崎マイナス2.0度。長崎では積雪2センチを観測した。
 9日午後6時までに予想される24時間降雪量はいずれも多いところで、南部・北部の山地20センチ、平地10センチ、五島10センチ、壱岐・対馬5センチ。同気象台は雪や路面凍結による交通への影響や、低温による水道管の凍結に注意を促している。


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