「サウサンプトンとの相性は抜群だろう」 MF南野拓実は新天地で活躍できるのか

MF南野拓実

イングランド・プレミアリーグのリバプールからサウサンプトンに期限付き移籍した日本代表MF南野拓実(26)は輝きを取り戻すことはできるだろうか――。

今季は公式戦17試合に出場して4得点を決めていたが、昨年12月19日のクリスタルパレス戦でリーグ戦初ゴールをマークしてからは、7試合でわずか6分間の出場にとどまっていた。そんな中、チーム専門メディア「セインツマーチング」は「セインツ(サウサンプトン)との相性は抜群だろう」と大きな期待を寄せている。

その理由について、同メディアは「(以前所属していた)ザルツブルクでは、プレスサッカーのスタイルでプレーしていた。彼はマルコ・ローゼ(44)とジェシー・マーシュ(47)の両監督の下でプレーしたが、両監督はサウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督(53)に似たスタイルを提唱している」と分析した上で「199試合に出場し、64ゴールと44アシストを記録した南野は、セインツの10番として理想的な選択肢の一つとなるだろう」と伝えた。

新天地での活躍次第では、リバプールに返り咲く可能性もある。イギリスメディア「ジ・アスレチック」は、南野の買い取りオプションを断ったと報じているだけに、何としても爪痕を残したいところだ。

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