「春がきた」 早咲の菜の花咲き誇る きょう立春 4月下旬まで見ごろ

見ごろを迎え、春の気配を感じさせている菜の花=佐々町市場免

 3日は二十四節気の一つ立春。長崎県、北松佐々町の佐々川沿いの遊歩道(1.6キロ)では、早咲きの菜の花が咲き誇り、春の気配が漂っている。早咲きと通常の菜の花の種を町が植えており、見ごろは4月下旬ごろまで続くという。
 2日は晴天に恵まれ、菜の花が青空に映えた。河津桜は数輪のピンクの花を咲かせ、シロウオ漁をする町民の姿も。ウオーキングをしていた同町沖田免の会社員、大川伸也さん(41)は「菜の花やシロウオ漁に『春が来た』と感じ、リフレッシュできた」と話した。
 長崎地方気象台によると、向こう1週間の本県地方は最高、最低気温とも平年並みか高い。期間の後半はかなり高いという。

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