ボクシングの新型コロナウイルスのチャリティーイベント「LEGEND」(11日、東京・代々木第一体育館)の対戦カードが3日に発表された。
イベントにはアマチュア選手も3人が参加。1R3分のエキシビションマッチが7試合行われ、元K―1ワールドGPスーパーバンタム級王者の武居由樹(24=大橋)は、元WBO世界スーパーフライ級王者の木村翔(32=花形)と対戦することになった。
3月11日のボクシングデビュー戦を前に、元世界王者の胸を借りることになった武居はこの日の会見でも堂々としていた。
「伝説」を意味するイベント名の通り、当日はWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(27=大橋)がメーンに登場(対戦相手は後日発表)。元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏(41)も出場し、同級日本王者の坂晃典(28=仲里)と〝対戦〟する。
その中で「デビューしていない僕がいいのかなと思うけど」というのは当然の思いだが、すぐに「僕もK―1の王者だったので『レジェンド』と思っていいのかな」と続けた。
さらに木村の「僕の試合だけ『K―1ルール』みたいなので」とのリップサービスに対しても「流行りのカーフキックを練習します」と返すなど、大物ぶりを発揮していた。