季節限定の搾りたて新酒 波佐見・今里酒造が発売

季節限定の「六十餘洲 純米生原酒」=波佐見町、今里酒造

 長崎県東彼波佐見町宿郷の清酒蔵元「今里酒造」(今里榮子社長)は4日から、季節限定の新酒「六十餘洲 純米生原酒」を同社や県内の酒店などで販売する。
 搾りたてのおいしさを楽しんでもらおうと毎年、生原酒を数量限定で販売している。町内産の酒米「レイホウ」を使用。フレッシュで酸味とうま味のバランスが取れた味わいという。
 通常年末に発売しているが、本年度は新型コロナウイルス感染拡大が製造スケジュールに影響し、2カ月ほどずれ込んだ。春恒例の蔵開きも昨年に続き、開催の見通しが立っていない。同酒造の今里拓専務は「大変な時期だが、例年と変わらずおいしい酒ができた。洗練された飲み口を楽しんでほしい」と話している。
 希望小売価格(税抜き)は1.8リットルが2400円、720ミリリットルが1250円。問い合わせは同酒造(電0956.85.2002)。

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