前巨人・パーラが古巣に復帰 ナショナルズとマイナー契約

シャークダンスを披露するパーラ

ナショナルズが3日(日本時間4日)に巨人で昨年プレーし、1年で退団したヘラルド・パーラ外野手(33)とマイナー契約したことが分かった。メジャーキャンプに招待選手として参加する。ワシントン・ポスト紙のチェルシー・ジェーンズ記者が自身のツイッターで速報した。米大リーグ公式サイトによると、メジャーに昇格した場合の年俸は100万ドル(約1億500万円)。

パーラは2019年5月にナショナルズ入り。登場曲「ベイビー・シャーク」と安打を放った際に塁上で両手を上下に叩くシャークダンスで一躍、人気者となった。シャークダンスはスタンドのファンだけでなく、チームメートも安打を放った際にまねするようになり、球団史上初のワールドシリーズ制覇の象徴となった。

シーズン終了後にFAとなり、巨人と契約した。しかし、左ヒザを痛め影響もあり、47試合で打率2割6分7厘、4本塁打、13打点と結果を残せず。左ヒザの治療のため、シーズン終了前に帰国した。メジャーでの通算成績は打率2割7分6厘、88本塁打、522打点、96盗塁。守備は定評があり、ダイヤモンドバックス時代の11年と13年にゴールドグラブ賞を獲得している。

古巣に復帰した〝サメ男〟の活躍に期待だ。

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