【3日】長崎県内2市で3人感染 離島のフェーズ「1」に 長崎市は2日連続ゼロ

3日発表の市町別感染者数(左)と新型コロナウイルス感染者の入院状況(2日午後7時現在)

 長崎県と佐世保市は3日、同市と平戸市で計3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。佐世保市は入院治療中だった市内の90代無職男性が2日に死亡したことも明らかにした。県が独自の緊急事態宣言を出している長崎市は2日続けてゼロ。県内の累計感染者は1540人、死者は計32人となった。
 県は、感染が落ち着いている離島地域の病床確保のフェーズについて、最も高い「4」に引き上げていた五島医療圏、「2」だった壱岐、対馬両医療圏を、いずれも「1」に引き下げた。もともと「1」の上五島医療圏を含め、確保病床はそれぞれ4床になる。
 新たに感染が確認された佐世保の2人は、濃厚接触者として検査した30代会社員女性と、感染経路調査中の50代無職男性。平戸の1人は2週間以内の県外移動などはなく、経路は不明という。


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