巨人・高梨らがジョギング中に〝遭難〟!? ハプニング続出の宮崎キャンプ4日目

何とか無事にゴールして笑顔の高梨(中央)

巨人の一軍投手陣が4日、宮崎春季キャンプでの恒例行事となっている「松林ジョグ」を行った。

木漏れ日が差す中、2班に分かれて施設内に隣接する松林の中をジョギング。3年目右腕・戸郷らで構成された1グループ目は、軽快な足取りで1周約1500メートルの道のりを走り切ると、走破タイムは16分台と上々の内容となった。

最初のハプニングが起こったのは高梨らによる2グループ目の時だ。昨季途中に楽天から巨人へ移籍してきた高梨にとっては初の宮崎キャンプということもあり、そもそも松林の場所が分からず一時迷子になるという〝珍事〟が発生。その後、高梨が無事に合流して2グループ目はジョギングを開始したもののスタートして20分経ってもゴール地点に姿を見せず、宮本投手チーフコーチからは「道に迷って遭難してるんじゃないか」と心配の声まで出始めた。

結局、2グループ目はゴールイン。遭難説は杞憂に終わったが、今度は疑惑の矛先が1グループ目の戸郷らに向けられた。担当トレーナーが「2グループ目のペースと比べても、戸郷たち1グループ目が明らかに早すぎる」と指摘すれば、宮本コーチも「1年目のキャンプで松林を走った時、戸郷はショートカットしてえらい早く着いた。地元だから土地勘があるんでしょう(笑い)」と若手右腕の〝前科〟について明かした。

戸郷本人はジョギング後「ショートカットはしてないです!」と潔白を主張。一方の宮本コーチは「あとで戸郷を尋問するしかないな」と不敵な笑みを浮かべながら右腕を追及する構えを見せていたが…。真相は闇の中だ。

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