吉田沙保里が森喜朗会長の女性蔑視発言に「このような発言は残念」

吉田沙保里

レスリングの元五輪女王・吉田沙保里(38)が5日、金曜パーソナリティーを務める日本テレビ系朝の情報番組「ZIP!」に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が「女性がたくさん入っている理事会というのは時間がかかる」など女性蔑視ともとれる発言をし、謝罪、撤回したことについてコメントした。

吉田はレスリング女子が五輪に正式されたのは男子より遅い2004年アテネ五輪からだったことに触れ「アテネ五輪で性別に関係なく参加でき、五輪の素晴らしさを実感できた。このような発言は残念ですね」と、さみしそうな表情で語った。

東京五輪の先行きが見えない状況についても「選手たちは開催されるかどうかわからない不安のなか、信じて練習している。選手たちの気持ちを思うとつらいですね」と後輩たちを思いやった。

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