ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子は、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第5戦(ヒルサイズ=HS90メートル)が行われ、2018年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(24=クラレ)が、1回目に全体トップの91・5メートルを飛んだ後、スーツの規定違反で失格となってしまった。
予選も1位で通過し、好ジャンプを披露したにもかかわらず、痛恨の失格。男女歴代最多を更新する通算58勝目のチャンスだったが、幻となってしまった。
また、日本勢2番手の実力を持つ伊藤有希(26=土屋ホーム)も、予選でスーツの規定違反により失格となっていた。日本女子のWエースが同時に失格とは一体何が起こったのか――。