今週末に行われるマンチェスター・シティ対リヴァプールのビッグゲーム。
そうしたなか、ジョゼップ・グアルディオラ監督とユルゲン・クロップ監督が舌戦を繰り広げているようだ。
発端となったのは、クロップの発言。20戦無敗とシティが好調なのは、「新型コロナウイルスで2週間休んだから」という趣旨の発言をしたのだ。
ユルゲン・クロップ
「ボールをキープすればするほど、より走らなくて済むだろう。
我々に休みはなかった。シティはCOVIDが理由で2週間休んだと思う。
これは本当にタフだ。いくつかのチームにとっては、タフな年、タフなシーズンだ」
ただ、これは事実とは異なる。
コロナ感染が相次いだシティだが、最も試合間隔が空いたのは昨年12月26日から翌1月4日までの7日。4日のチェルシー戦では主力数名を欠いた戦いを強いられたものの、1-3で勝利している。
『AS』によれば、ペップはクロップの発言は間違いだと苦言を呈したという。
ジョゼップ・グアルディオラ
「彼はミスを犯した。
我々は2か月、3か月のオフがあった。いや、4か月か。だから我々はトップフォームにいると。
ユルゲンはカレンダーを見直す必要がある。
我々にはコロナ感染があり、1週間あり、スタンフォード・ブリッジでは14人でプレーした。
私も間違えているかもしれない、3,4週間かもしれない。
明日会ったらユルゲンに『我々が休んだのは、何週間?何日?』と言うよ。
驚いた。ユルゲンはそういうことをやるタイプの監督ではないと思っていた。
この発言は予想外だった。彼からは予想できなかった。
彼はこれが事実ではないと知っているよ、頼むぜ!
プレミアリーグで2週間休みだったチームなんてどこにもない、誰もが知っていることだ。
ある状況下ではわざと(マインドゲームを)するだろうが、彼がやるとは思わなかった」
現在首位に立つシティだが、消化試合数はひとつ少ない。
【動画】明日はどうなる!?ペップとクロップの最新“接触”シーン
勝点差7ポイントをつけられた4位リヴァプールにとっては負けられない試合になる。