新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で6日、新たに6人の死亡と、10歳未満~100歳代の男女201人の感染が確認された。76人の感染経路が不明という。
横浜市が発表した死者は80代の男女2人。80代女性はクラスター(感染者集団)が発生した済生会若草病院(同市金沢区)の患者。80代男性の感染経路は不明で、新型コロナの感染が分かり入院していた。
川崎市は80代男性の死亡を発表。クラスターが発生していた市南部の病院に入院していた。藤沢市が発表した死者は90代女性。クラスターが発生した高齢者施設の入所者で、1月20日に感染が判明した。
県が発表した死者は70代女性と90代男性。70代女性は藤沢市内在住で、90代男性は鎌倉市内在住。いずれも病院に入院していた。
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県は6日、陽性患者の未処理があったと発表した。海老名市内に住む50代女性が1月30日、厚木保健福祉事務所大和センター管内の医療機関で検査を受診。陽性と判明し、医療機関が同日、同センターに発生届のファクスを送信したが、届かなかったという。
同センターは2月1日に同医療機関からの発生届を郵送で受理したが、ファクスで受理済みと誤認し、厚木保健福祉事務所に通報しなかった。患者は適切な自宅療養サポートを受けることができず、4日に同事務所に問い合わせたところ発覚したという。