J1柏の東京五輪世代DF古賀太陽(22)がタイトルへの思いを口にした。
昨季はリーグ戦で33試合に出場。リーグ戦終了後には、東京五輪代表候補合宿に参加するなど、忙しいシーズンを過ごしたが、年明けのルヴァンカップ決勝(1月4日、国立)ではFC東京に1―2で敗戦。「あの(準優勝の)光景は今でも思い出したくないくらい。ショッキングというか自分の中では鮮明に覚えている」と悔しさをにじませた上で「今季こそは逆の立場になりたいし、今まで以上にタイトルへの思いは強くなった」と闘志を燃やす。
だからこそ、個のレベルアップにも余念がない。「去年はシーズンを通してもやっぱり、後ろの選手として失点が多かった。僕自身失点に絡んで試合を落とすこともあった。去年以上にチームの力にならないといけない気持ちは強いし、プレーの部分でも細かいところを追求してやっていく必要がある」と気合は十分だ。
今季は東京五輪イヤーでもあることから、非常に大事な1年となる。「いつでも太陽ならって思ってもらえる存在にならないといけない」。さらなる高みへ、柏の若武者が己の道を突き進む。