【新日本】SHO 王者・ヒロムの先に見据える男たち 10日IWGPジュニアヘビー級王座戦

SHO(左)はヒロムからのベルト奪取に燃えている

10日の新日本プロレス広島サンプラザホール大会でIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(31)に挑戦するSHO(31)には、ベルト奪取後に見据える“意中の相手”がいる。

同王座初挑戦の相手は、入門前から強烈に意識する同い年の先輩だ。「一人がバンといただけじゃ新日本ジュニアも盛り上がらないと思うので。逆に自分がそっちになるくらいの気持ちです。(ジュニア王座戦で)ビッグマッチのメインというのは当たり前にしていきたい」と対抗心をむき出しにした。

タイミングも絶好だ。3月4日に東京・日本武道館で行われる旗揚げ記念日大会ではこれまで、ヘビーとジュニアの王者対決が実現した。現IWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者の飯伏幸太(38)にあこがれるSHOは「ジュニアはヘビーの下じゃないってそこで思い知らせるためにも、ここで自分がチャンピオンになってヘビーのチャンピオンとやりたいっていうのはありますね。飯伏さんと試合したいって思いもありますし」と目を輝かせる。

さらに左膝前十字靱帯の断裂で長期欠場中のパートナーにも「ベルト取ってYOHさんともタイトルマッチやりたいですし。(自身の活躍で)焦ってもらって。そのためにもチャンピオンになっておきたいし、チャンピオンとしてYOHさんを迎えたいなと」。まずはジュニア最高峰のベルトを手に入れる。

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