Ｊ１ＦＣ東京の東京五輪代表候補のＦＷ田川亨介（２１）が、沖縄・国頭キャンプでチームの雰囲気の良さを強調した。
今季のＦＣ東京は悲願のリーグ初制覇を目標にする中で、キャンプは順調に進んでいる。ピッチ外でも選手たちがＳＮＳなどを使って積極的に発信しており、ベテランや若手が〝コラボ〟するなど年代間の壁もなく、ムードは最高。「めちゃめちゃいいと思う。若手も上の人といろいろやったり、先輩との絡みもいろんな人が多くなってきているし、そういうのはチームにとっていいことだと思う」と若手の田川も実感している。
その一方で、長谷川健太監督（５５）は要所でピリッと締めている様子。田川によると「昨年ルヴァンカップを優勝したけど、昨年のことだからいったん忘れよう」と指揮官からはゲキが飛んだようで「また一からやっていきたい」と気を引き締めた。
自身もＦＣ東京に加入して３年目を迎え、ブレークを狙う。「１、２年目より強い気持ちを持っている。そろそろ先輩方に負けないプレーを見せていかないといけない。プロ５年目で成長していかないといけない危機感を持っている」と悲壮な覚悟を示して活躍を誓った。
リーグ初Ｖへ向けてＦＣ東京の調整は着々と進んでいる。
