英紙「デーリー・スター」は、イタリア１部ユベントスのポルトガル代表ＦＷクリスチアーノ・ロナウド（３６）を指導した元フィットネスコーチが「４０歳までプレーできる」と断言したと報じた。
Ｃ・ロナウドは５日に３６歳になったが、加齢によるフィジカルや判断力の低下をまったく感じさせず、得点ランキングで首位に立っている。自己管理として筋肉の回復を助け、ケガのリスクを排除するための器具に５万ポンド（約７２０万円）を投入。またアルコールを口にせず、体調を保つために厳格な食事を取っているという。
そんなＣ・ロナウドをスペイン１部レアル・マドリード時代からサポートしてきた元フィットネスコーチのジョバンニ・マウリ氏は「休息がトレーニングの基本的な部分である（レアル）マドリードで私たちが提案した方法に従っています」とし「休息は寝るだけではありません。筋肉、精神、関節の健康に到達することを目的とした特定のエクササイズで構成されています」と語り、肉体をハイレベルな状態に維持できているという。
さらに、同氏は専門メディア「イタリアフットボール」で「（元イタリア代表ＤＦパオロ）マルディーニから（同ＤＦアレッサンドロ）コスタクルタら４０歳までプレーした選手と仕事をしてきた。私が（フランス１部）パリＳＧにいたとき（元スウェーデン代表ＦＷズラタン）イブラヒモビッチ（３９＝現ＡＣミラン）は４０歳までプレーすると確信していた」と実績をアピール。
その上で「彼らはその強さにもかかわらず、非常に柔軟性のあるアスリートです。イブラは、ほぼ１００キロの体重にもかかわらず、ダンサーのような機動性を備えています」と指摘し「クリスチアーノも、彼らのカテゴリー（同じ柔軟性を持つ）なので４０歳までプレーできます」と語ったという。
あと４年は世界のトップを走り続けることになりそうだ。
