中日のドラ１コンビがキャンプ初実戦で〝直接対決〟する。
９日に北谷で行われる一軍紅白戦に二軍スタートの石川昂弥内野手（１９）が紅組の「４番・三塁」で先発出場することになった。〝抜てき〟される格好となった２年目の若竜は８日、巡ってきたアピールチャンスに「練習してきたことを出せるように精一杯、頑張ります」とコメント。仁村二軍監督からは「今、一番へばっている時期なので。結果よりも４番というのはいるだけで違うものなので。チームの雰囲気を変えてくれればいいかなと思う。打てば、盛り上がるでしょうね」と評され、背中を押された。
一方、一軍スタートの３年目・根尾昂内野手（２０）も白組メンバーで「１番・遊撃」として先発出場が決定。「チャンスはずっと回ってくるわけじゃないと思うので、回ってきたチャンスは絶対にものにするという気持ち」と鼻息を荒くした。
与田監督は根尾について「本当に勝負、いろんな意味で覚悟を持って取り組んでいるキャンプだと思う。注目されるのはしょうがない。これからどんどん試合ごとにこなしていってほしい」と期待を込める。そして石川昂にも「いきなり結果を求めることはしたくないけど、今年一軍で出られそうな雰囲気を感じたい」と注目。
指揮官の眼前で若武者２人がはつらつとしたプレーを見せ「開幕一軍」への道筋を作れるか。
