ダイノジ・大地に相方が嫉妬…骨折させられ仕事ゼロに エアギター世界一芸人の波乱万丈

ダイノジの大谷ノブ彦(右)と大地洋輔

お笑い芸人「ダイノジ」の大谷ノブ彦(48)、大地洋輔(48)が8日深夜に放送された「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)に出演。大地が「世界エア・ギター選手権」で2連覇(2006、07年)した後、嫉妬した大谷が数々の問題を起こしていたことを自ら明らかにした。

「ダイノジは自分が引っ張っている」と思っていたという大谷。しかし大地がエア・ギターで世界を制したことで、大谷は〝じゃない方芸人〟扱いに。取材では全く質問されないようになり、番組では「解散した方がいい」「大地は大谷を捨てて一人でやった方がいいよ」といったイジリをされるようになった。

芸人なら面白く返すチャンスをもらったようなものだが、そのイジリに対して大谷は「許せなくて本当に怒っちゃう。何言ってんだお前、ネタで勝負するかこの野郎!って」とガチギレしていたという。

大地がひとりで番組に出ていると「スベれ!」と思うなど、嫉妬心の塊りと化していた大谷は、〝じゃない方芸人〟扱いのイライラが募った末に、とんでもないことを起こしてしまった。テレビに呼ばれだした大事な時期の大地を投げ飛ばし、足を骨折させてしまったのだ。

「ライブ中に大地さんを投げなければいけないシーンがあったんですけど、大きくやったらおもしろいと思ったのもあるし、もしかしたらストレスがたまっていたのかもしれないんですけど、いつもより大きく投げたら大地さんが骨折をしてしまいました」。

大谷によれば「ダイノジ組んで一番仕事が入ってる時期」。大地によれば「3か月、スケジュールが真っ黒になってました」というが、骨折し全治一か月の重傷を負ったことで、全てキャンセルに。

大地は「怒ったりはなかった。しょうがないな、こういう運命だよなとまだ笑えた」というが、こうしたことからダイノジに関する悪い噂が業界に広まり、仕事が激減。大谷は「ブレークするチャンスをのがしてしまい、ある日、気が付いたらビルの屋上に立っていました。辛かったですね。記憶にないんです、実は。行ってくるよまで記憶あるんですけど。そこから家の近くの屋上に立った時が一回ありました」

大谷はこうしたしくじり行動を反省し、「大地さんじゃなければ、僕はとっくの昔に芸人やめています。ありがとうございます。感謝しています」と頭を下げていた。

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