MLBが新型コロナ対策でオープン戦日程を修正へ

メジャーリーグのオープン戦(2009年のマーリンズ戦に登板した上原)

米大リーグ機構(MLB)が、フロリダ州で行われるオープン戦、通称グレープフルーツ・リーグをフロリダ半島の東海岸、西海岸に分けて実施すべく、スケジュールを修正していることが8日(日本時間9日)に分かった。

第一報を伝えた米スポーツサイト、アスレチックのローゼンタール記者は自身のツイッターで「西海岸のチームは28試合を行い、東海岸のチームは24試合を行って、残りは紅白戦タイプの実戦で補うことになる」と投稿した。

修正理由は新型コロナウイルスの感染予防および安全対策だ。アリゾナ州を拠点とする15球団のキャンプ地がバス移動で最長1時間ほどの距離なのに対し、フロリダ州では最長で3時間以上のバス移動を強いられることもある。

また、カクタス・リーグと呼ばれるアリゾナ州でのオープン戦についても修正が検討されている。USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者は自身のツイッターで「いくつかのマイナーチェンジがあるもようで、(チームを同日に二手に分けて行う)スプリット・スクワッド(による試合)は全て除外される」と伝えた。

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