KDDIとAWS、5Gのネットワークエッジで超低遅延を実現する「AWS Wavelength」を大阪府で提供開始

「AWS Wavelength」は、au 5Gネットワーク内にAWSのコンピューティングサービスとストレージサービスを配置しデータ処理することで4Gと比べ遅延が半分以下となり、5Gの特性である超低遅延の実現が可能なサービスである。5Gの高速・大容量、低遅延の特性を最大限に活用し、リアルタイムのフィードバックにより事業者のビジネスにおける新しい価値創出を支援する。KDDI株式会社とAmazon Web Services, Inc.(以下、AWS)は、2020年12月に東京の5GネットワークでAWS Wavelengthの提供開始を発表している。今般、両社はau 5Gネットワーク内で「AWS Wavelength」を2021年2月5日から大阪府で提供開始する。これにより、西日本エリアの事業者もより低遅延でのアクセスが可能となる。AWS Wavelengthの規模拡大により、例えばゲーム業界では、より高品質でインタラクティブ性があるクラウドゲーミングサービスの提供、エンターテインメント業界では4K/8K映像のストリーミングサービスの提供など、5Gによる新たなサービス体験の提供に貢献する。今後KDDIは、2021年2月中旬より自由視点映像のリアルタイム配信技術にAWS Wavelengthを活用した実証実験を行うとしている。【関連記事】・

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