巨人・原監督が身長2メートルの秋広を絶賛「まだ伸びる余地があるらしい」

キャンプでもひと際目立つ秋広

巨人・原辰徳監督(62)が11日、ドラフト5位ルーキーの秋広優人内野手(18=二松学舎付高)を大絶賛した。

この日の宮崎キャンプで実施された紅白戦では新人ドラ1の平内龍太投手(22=亜大)が実戦デビュー。1イニング限定の登板で四球で走者こそ許したものの、縦に大きく変化するスライダーで三ゴロ併殺に打ち取り、無失点でまとめて上々の滑りだしをみせた。即戦力として期待されているとあって、原監督は当然と言わんばかりに「やっぱり実戦的なのかなという気がしますね。思っていた通りのピッチャー」と評した。

そんな平内よりも指揮官を驚かせたのは身長2メートルを誇る文字通りの大型ルーキーだった。「6番・三塁」でスタメン出場した秋広は左、右前へ打ち分け、4打数3安打1打点。8日の紅白戦も含めれば7打数5安打で、打率7割1分4厘だ。原監督は「内容もいいし、守備もいいよ」と思わず感嘆の声を上げた。

高身長で左打ち。バットもしなやかに繰り出される打撃フォームやたたずまいは、どこかエンゼルスの大谷をほうふつとさせる。指揮官は「やっぱり想像を絶する〝彼流〟だよね。大谷君(193センチ)よりひと回り大きいぜ。しかも、レントゲンで見ると(身長が)まだ伸びる余地があるらしいんだな」と夢はふくらむばかりだ。

一方、初実戦となったドラ4の伊藤優輔投手(24=三菱パワー)は1回4失点。とはいえ、まだ始まったばかりで原監督も「(結果的に平内と)どっちがいいスタートになるか分からないよ?」と語り、今後の成長を見守っていく。

© 株式会社東京スポーツ新聞社