広島ドラ1・栗林〝永川フォーク〟習得に挑戦「求めていかないといけない立場」

永川コーチ(左)が見守る中、フォークを投球した広島・栗林

〝永川フォーク〟をものにする。広島のドラフト1位ルーキーの栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)が11日、こざしんきんスタジアムに隣接するブルペンで投球した。直球のほかにカット、フォーク、カーブを74球投げた。

そんな栗林の姿を打席から見たのが、永川投手コーチ。事前に栗林からフォークの確認をお願いされ、チェックした。栗林によれば、永川コーチから「フォークは感覚やイメージの中で押し出すより(球を)つかむイメージで投げていけたらいいよ」とアドバイスをもらったという。

永川コーチは現役時代は2種類のフォークを操り三振を多く奪った。ルーキー右腕は「選手として(フォークを)求めていかないといけない立場。永川さんのフォークを自分のものにできたらいいなと思った」と話し、前向きに取り組んでいる。

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