ネイマールが負傷離脱 繰り返される2~3月の故障に“仮病説”が浮上

負傷に顔をゆがめるネイマール(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンは12日、所属するブラジル代表ネイマール(29)が負傷し、チームを離脱すると発表した。

ネイマールは1―0で勝利したフランスカップ9回戦(10日=日本時間11日)の2部カーン戦で負傷し、途中交代。クラブ公式ホームページは「左足内転筋の負傷が確認された。臨床検査と画像検査の分析では約4週間の離脱が予想される」とした。昨年12月には足首を痛め、1月13日(同14日)のフランススーパーカップ(対マルセイユ)で復帰したばかりだが、再びチームを離れることになる。

これにより、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦(16日=同17日)スペイン1部バルセロナ戦の出場は絶望的。古巣との直接対決とあって注目されていたが、第2戦(3月10日=同11日)の出場も厳しい見通しだ。チームにとっても今季は国内リーグでも苦戦する中、欧州CL制覇に向けてエースの離脱は大きな痛手となる。

ネイマールの負傷を巡っては、英紙「サン」がソーシャルメディアのファンの声として、毎年、参加している妹ラファエラさんの誕生日(3月11日)パーティーとの関連を指摘。2015年以降、バルセロナ時代を含めて同時期の負傷が相次いだと報じられている。

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