今夏契約満了のメッシ。〝争奪戦〟に大きな変化も本人は…

気になるメッシの去就は…

スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の〝争奪戦〟に大きな変化が出てきた。

今夏でバルセロナとの契約が満了し、移籍金なしで他クラブに入団できる世界ナンバーワンストライカーについては、かねて資金力などの面からフランス1部パリ・サンジェルマンとイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーが有力候補として浮上している。

そんな中、英紙「サン」は「パリSGが彼を追いかけている方法を好まない」とし、メッシが〝積極的〟なアプローチを続けるフランスクラブのやり方について快く思っていないと報道。米メディアの情報もとにし「レオは、メディアでの、そのような騒ぎのすべてが好きではない」「メッシがその説得の方法を好意的に見ていない」などと伝えている。

パリSGでは、メッシと親交のあるブラジル代表FWネイマール(29)が昨年に「来年は絶対にメッシと一緒にプレーするでしょう」とし、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディマリア(32)も「メッシとプレーできることを願っている。いろいろな可能性があると思う」と〝熱烈ラブコール〟。

マウリシオ・ポッチェティーノ監督(48)も「メッシと私は同じアルゼンチン人として誇りを持っており、そのコネクションはある。将来、お互いの道が交わるかはわからないが、今はそれに期待することしかできない」と発言した。

パリSGがメッシに興味を持っていることは明らかだが、同紙は「PSGは使用している戦略に誤りを犯している」とし、過剰なアプローチが今夏のメッシ獲得に向けてマイナス材料になるとみているのだ。さらに「マンチェスター・シティーにとっては後押しになる」とも報じている。

メッシ自身は去就について「シーズンが終わってからみてみよう」と話し、現時点では封印しているが、果たして、どのクラブでプレーすることになるのか。

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