レンジャーズがホルト、ヤン・ヒョンジョンら3選手とマイナー契約

日本時間2月13日、レンジャーズはブロック・ホルト、ヤン・ヒョンジョン、ジョン・ヒックスの3選手とマイナー契約を結んだことを発表した。韓国プロ野球で9度の2ケタ勝利を含む通算147勝を挙げているヤンは、メジャー契約を得られず、スプリング・トレーニングの招待選手という立場からメジャー昇格を目指すことに。メジャーのロースター入りを果たした場合の年俸は130万ドルであることが報じられている。

現在32歳のホルトは主にレッドソックスでユーティリティ・プレーヤーとして活躍し、昨季はブリュワーズとナショナルズで合計36試合に出場して打率.211、0本塁打、5打点、OPS.557を記録。2019年にはレッドソックスで87試合に出場して打率.297をマークしており、同じくマイナー契約のチャーリー・カルバーソン、デライノ・デシールズらと開幕ロースター入りを争うことになる。

現在32歳のヤンは最多勝1度、最優秀防御率2度、2017年MVPなど輝かしい実績を誇るものの、昨季11勝10敗、防御率4.70と成績を落としたことが大きく響いた形となった。今季のレンジャーズはカイル・ギブソン、ジョーダン・ライルズ、有原航平、デーン・ダニング、マイク・フォルティネビッチで先発5枚が揃い、コルビー・アラードやカイル・コディといった若手も控えているため、韓国球界を代表する左腕だったヤンといえども、競争を勝ち抜くのは容易ではないだろう。

ヒックスは31歳の捕手。昨季はメジャーでの出場機会がなかったが、マリナーズで1年、タイガースで4年プレーし、2019年にはタイガースで自己最多の95試合に出場して打率.210、13本塁打、35打点、OPS.620を記録した。

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