スペイン1部レアル・マドリードが、今夏にドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)の獲得方針を正式決定し〝大型トレード〟案も検討している。
スペイン紙「abc」が「Rマドリードは今年の夏に、ドルトムントのハーランドとサインすることを決定した。彼の価格は9000万ユーロ(約113億円)で2000万ユーロ(約25億円)相当のオプションも設定されている」と報じ、両クラブが正式に交渉する見通しとなった。Rマドリード側は移籍金に関して出場試合数によって追加額が発生する形態を提案し、その額は最大1億1000万ユーロ(約138億円)になるという。
また、Rマドリード側が「FWルカ・ヨビッチ(23=Eフランクフルト)またはFWマリアーノ・ディアス(27)を契約に含めようとしている」とハーランドの代役として、ドルトムント側が求める攻撃的選手を移籍させる準備も整えている模様だ。
ハーランドを巡っては欧州各国のビッグクラブによる激しい争奪戦が展開されているが、チーム再建を期すスペインの名門が一歩リードした。