阪神の雨男・青柳が雨天中止に苦笑「一発目で気合入っていたんですけどねぇ…」

ブルペンで本番同様のテンションで試投した青柳晃洋

雨男は今年も健在!? 14日の練習試合・広島戦(コザしんきんスタジアム)で先発予定だった阪神・青柳晃洋投手(27)がさっそくの「雨男」ぶりを発揮した。

赤ヘルのキャンプ地での練習試合は、試合開始直前から、雨が強まり無念の中止に。右腕は昨季も、7月に2日連続で先発予定日が「雨天中止」になるなど、チームでも屈指の雨男。シーズン中には、天気に恵まれないジンクスをイジッた「雨柳さん」フェースタオルも発売されるほど。それだけに、今年も自身初の対外試合登板が水入りとなる〝引き〟の強さに「一発目で気合入っていたんですけどねぇ…」と苦笑いするしかなかった。

とはいえプロ6年目の進化へ向け本業では、確実に改良を重ねている。

今キャンプでは、これまで右打者の外角中心の配球が多かったスライダーを、インコース低めに投げ込む練習を重ね、この日も中止決定後の宜野座のブルペンで、チームスタッフに右打席に立ってもらい、クイック投球なども含めて、本番同様のテンションで試投した。

この日はあくまで〝仮想〟の打者だったものの「あまりバッターは振ってこないんじゃないかっていう、いい反応がありました」と好感触を得たという。「あとは実際に(打者が)打ちにきたときの反応を見てみたいですね」と〝初陣〟が待ちきれない模様だ。

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