久保建英 2戦連続先発落ちの理由はDF面の再構築か

久保建英

2試合連続先発落ちの理由とは? 日本代表MF久保建英(19)の所属するスペイン1部ヘタフェは14日、ホームのレアル・ソシエダード戦に0―1で敗れた。ベンチスタートの久保は後半13分から出場し、無得点だった。

スペイン紙「マルカ」は、ホセ・ボルダラス監督(56)は1月に加入した久保とMFカルレス・アレニャ(23)をベンチに置いたことに「新しい選手が到着し、私たちを助けてくれるはずだった。彼らはスターターだったが、チームはゴールを許してしまった。守備の安定を失い(敗れた)3試合で10ゴールも許し、私たちの守備レベルが下がっていた」とし、DF面を再構築するためだったと報じた。

ヘタフェでは9日に0―2で敗れたレアル・マドリード戦から「ここ数年使用している」(ボルダラス監督)という戦術とフォーメーションを採用。このため、新加入の久保らがスタメンから外れていると説明した。

ただ、3連敗のチームは直近5試合で1分け4敗と結果が出ていない。しかも4試合連続の無得点とドロ沼にはまってしまった。指揮官はゴールについて「これまでに起こったことがない犠牲を払っている。おそらく自信が足りないのだろう。私たちはその課題を改善するために日々働いていかないといけない。私たちはゴールを生み出すのに苦労しているが、状況を逆転させることに取り組んでいる」とした。

守備面でも攻撃面でもチームに貢献できていない久保は、ここから這い上がれるだろうか。

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