武藤敬司がノアに入団決定「俺の骨の髄までしゃぶってもらいたい」

ノアへの入団が発表された武藤

GHCヘビー級王者の“プロレスリングマスター”こと武藤敬司(58)が15日、プロレスリング・ノアに入団すると発表した。

武藤は12日のノア・日本武道館大会で潮崎豪を破り史上最年長でGHC王座を奪取。IWGPヘビー級、3冠ヘビー級に続く3大王座の制覇という史上3人目の快挙を達成した。これを受けてこの日、都内で会見が行われ、サイバーファイトの高木三四郎社長から「このタイミングで武藤敬司選手がプロレスリング・ノアに、秋山準選手がDDTに入団することが決まりました」と発表された。

武藤は「このコロナ禍でプロレス界も非常に大変な中、こうやってノアと契約できたことを非常にうれしく感じております。もしかしたらこのリングで朽ちていくのか分からないですけど、契約したからには、この団体に『俺の骨の髄までしゃぶってもらいたい』と思っております」と、コメントした。

武藤は1984年4月に新日本プロレスに入門し10月にデビュー。2002年に全日本プロレスに移籍し代表取締役社長も務めた。13年には新団体「W―1」を旗揚げし、団体をけん引。20年4月1日にW―1が活動を休止してからはフリーとして活動しノアを主戦場としていた。今回が4団体目の所属となるが、その全団体でシングル王座を獲得している。

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