【新日本】バレットクラブがCHAOSを蹂躙 EVILはオカダとの大阪城決戦へ高笑い

オカダの横でポーズをきめるEVIL

新日本プロレス27日大阪城ホール大会でオカダ・カズチカ(33)とのシングルマッチを控えるEVILが15日、猛デモを敢行した。

この日の後楽園大会でEVILはジェイ・ホワイト(28)、チェーズ・オーエンズ(30)、ディック東郷(51)と組んでオカダ、石井智宏(45)、矢野通(42)、SHO(31)組と対戦した。オカダと対峙するとフィッシャーマンズバスター、さらには変則的な動きから強烈なラリアートを決めてチームをけん引した。

終盤にはSHOの腕ひしぎ十字固めに捕らえられた東郷を救出。SOHにEVIL(変型大外刈り)をさく裂させると、オカダにもカウンターのラリアートを浴びせて試合から排除する。完全KO状態のSHOを東郷がカバーしバレットクラブに凱歌が上がった。

大阪城決戦でCHAOSとのシングルマッチ5連戦という「全面戦争」を控えるBCは試合後も大暴れ。場外でジェイが石井にチョーク攻撃を加えると、オーエンズはストラップで矢野の首を絞め上げる。リング上ではEVILがSCORPION DEATHLOCKでオカダを痛めつけると、挑発的な言葉を浴びせながら完全勝利をアピールして退場した。

セコンド介入、反則のオンパレードを連日続けるBCは、前日14日後楽園大会でオカダから「本当にクソだな。そんなのプロレスでもなんでもねえんだ」と罵倒されていた。その言葉をあざ笑うかのように、この日は完膚なきまでに叩きのめした格好だ。

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