北海道は記録的な猛ふぶきのおそれ 外出は控えて 北~西日本の日本海側では18日頃にかけて暴風雪や高波などに厳重警戒

 発達中の低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、北日本から西日本では、18日頃にかけて非常に強い風が吹いて大しけとなり、大雪となる所がある。暴風雪や暴風、高波、高潮に厳重に警戒し、大雪に注意・警戒が必要だ。

 きょう16日は発達中の低気圧が北海道付近を北上し、朝にはオホーツク海へ進む。日本の上空には強い寒気が流れ込み、18日頃にかけて強い冬型の気圧配置となる見込み。

暴風雪・暴風・高波

 北日本や東日本では海上を中心に非常に強い風が吹いており、海は大しけとなっている所がある。 特に北海道地方では、局地的に猛烈なしけとなっている。
 北日本から西日本では、発達中の低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、日本海側を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなる所がある。留萌地方など、数年に一度の猛ふぶきになる所もありそうだ。
 また、北海道地方では16日は猛烈なしけとなる見込み。
 猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、うねりを伴った高波に厳重な警戒が必要だ。

高潮

 発達する低気圧や大潮の影響で、北海道地方では潮位の高くなっている所がある。16日は北日本で潮位の高くなる所があり、北日本では16日朝にかけて、高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水に厳重な警戒が必要となる。

大雪

 北日本や東日本の日本海側では、山沿いを中心に断続的に強い雪が降っている。北日本から西日本では、日本海側を中心に大雪となる所がある見込みだ。

<予想される降雪量(多い所)>
■17日(水)朝までの24時間
 東北、北陸 60センチ
 北海道 50センチ
 東海 40センチ
 近畿 20センチ
 四国、九州北部 5センチ

■その後、18日(木)朝までの24時間
 北陸 70~90センチ
 東北、東海、近畿  50~70センチ
 北海道 30~50センチ
 四国 20~40センチ
 九州北部 10~20センチ

■その後、19日(金)朝までの24時間
 北陸 50~70センチ
 東北、近畿 30~50センチ
 東海 20~40センチ
 四国 10~20センチ
 九州北部 1~5センチ

 大雪による交通障害に注意・警戒し、なだれや着雪に注意が必要となる。

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