長崎県は15日、県内で新型コロナウイルスの新たな感染者が2日連続で確認されなかったと明らかにした。14日の発表では、昨年12月6日以来69日ぶりにゼロだった。一方、佐世保市は入院治療中だった市内の80代無職男性が14日に死亡したと発表。県内の死亡者は累計36人となった。
県内の新規感染者は、1月30日から14日間続けて一桁で推移。13、14日の検査では感染者が確認されなかった。県は飲食店への営業時間短縮要請や、不要不急の外出自粛などの効果が出ているとみている。県医療政策課は「県民の皆さんにきちんと取り組んでもらっている成果。ただ、佐世保県北医療圏では病床使用率がまだ4割を超えている。医療体制に余裕がある状況ではなく、安心はできない。引き続き対策を続けたい」としている。
これまでの累計感染者は1585人。
