森喜朗会長後任は…候補者検討委員会が初会合 武藤事務総長「プレッシャーがかかり始めている」

武藤敏郎事務総長

東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長(77)が16日、都内で取材に応じ、森喜朗会長(83)の辞任を受けて候補者検討委員会の初会合を同日午後から行うことを明かした。

武藤事務総長は会合を開く時間や場所について「今は申し上げられない」とした上で「会合が終わった段階で何かしらのことはお知らせしたい。やったということと、どんなことが話し合われたかという結果だけですが」と語った。

新会長の選任を巡っては透明性が求められているが、武藤事務総長は「事前には言えることは何もない。会議を開き、そこで皆さんの意見が出たことをお知らせするのが自然のやり方だと思う」と説明。同委員会のメンバーについても「終わった後に公表したい。事前だとどう公正さを担保できるか、いろんなプレッシャーがかかり始めているようなので」と話すにとどめた。

会合には武藤事務総長も出席する。

© 株式会社東京スポーツ新聞社