上あごの矯正手術を終えたアロンソが退院。自宅療養を続け、シーズンに向けたトレーニングを再開へ

 アルピーヌF1チームのフェルナンド・アロンソは、先週の自転車事故で骨折したあごの骨の手術を終え退院した。今後は引き続き自宅で療養するという。

 2度のF1世界チャンピオンであるアロンソは先週の木曜日、ルガーノの自宅近くでトレーニング中に不運にも自動車に衝突、真っ逆さまに転倒して上あごを骨折し、何本か歯を折るという怪我を負ってしまった。

 週末の間、アロンソは矯正手術が行われたベルンの病院に収容されていたが、アルピーヌF1チームは彼が月曜日に退院したと発表した。

「スイスの病院で48時間の経過観察を終えたフェルナンド・アロンソは、現在は退院して自宅療養を続ける」とアルピーヌF1チームは述べた。

「現在は短期間の完全な休養状態にあるが、その後徐々にシーズン開幕の準備のためのトレーニングを再開する」

「いつものようにフェルナンドの回復を祈ってくれることに、感謝を伝えたい」

 2年間のブランクを経てF1のグリッドに戻ってくるアロンソは、先週の金曜日に「OK、2021年が始まるのを楽しみにしているよ」と彼の無事をツイートした。

 39歳のアロンソは、3月12日に始まるバーレーンでのプレシーズンテストに向けて身体を絞り、調子を整えることが期待されている。2021年のF1世界選手権の開幕ラウンドは3月26〜28日に同地バーレーンで開催される。

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