巨人・原監督の〝予言〟的中! ドラ5・秋広が馬場さん超え「朝測ったら202センチだった」

【左】原監督(左)に声を掛けられる巨人・秋広【右】G馬場さんの現役時代

巨人・原辰徳監督(62)の〝予言〟がズバリ的中した。

宮崎の一軍本隊と「S(スペシャル)班」が合流し、初日となった16日の沖縄キャンプで、身長2メートルのドラ5・秋広優人内野手(18=二松学舎大付)がキャプテン坂本勇人内野手(32)や亀井義行外野手(38)らS班メンバーと初練習を行った。

若武者は「すごく楽しかった。テレビで観ていた人たちと、同じジャイアンツのユニホームを着て一緒に野球ができたので」と笑顔だった。

その大型ルーキーは「朝(身長を)測ったら202センチだった」と仰天告白。2センチ成長し、プロ野球日本人最高身長の馬場正平(ジャイアント馬場=元巨人)の200センチを超えたという。原監督は11日の宮崎での紅白戦後、秋広について「レントゲンで見ると(身長が)まだ伸びる余地があるらしいんだな」と〝予言〟していたが、その通りとなった。

身長について秋広は「特に。ここまできたらどうでもいいかな」と達観。宮崎の二軍宿舎では毎日2度計測をしていたそうで「その時は朝は200にいってたんですけど、夜になったら199・5とか。縮んでいた」とアッケラカンと笑った。とはいえすでに廖任磊(リャオレンレイ=元西武)の201センチを超え、アジアは制した。この勢いで成長を続ければ、プロ野球歴代最高身長ファンミル(元楽天)の216センチ超えも夢ではない?

そんな〝規格外〟の新人にS班メンバーは興味津々。まずは「純粋にすごい」と賛辞を送っていた坂本からは宿舎での食事の際「何でドラ5なの?」と真顔で尋ねられたという。

打撃練習中には元木ヘッドから「二刀流!」「大谷さん!」とイジられた。「(練習開始前の)ミーティングが投手と野手が分かれているんですけど、間違えて投手の方にいってしまって…」と高3らしく照れ笑い。またチーム最年長・亀井からは「(バットの)カラーが丸さんと一緒だったので『丸やん』と。形は違うのでカラーだけですと(答えた)」と先輩たちの洗礼にタジタジだった。

その秋広は今日17日の広島との練習試合(那覇)でスタメンの予定。対外試合デビュー戦でもその〝規格外〟ぶりを見せつけられるか。

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